6月18日はおにぎりの日だ。石川県能登半島に位置する旧鹿西町(現 中能登町)にある杉谷チャノバタケ遺跡より日本最古のおりぎりが出土したことにより制定された。なぜ6月18日なのか。旧鹿西(ろくせい)町の「6」と毎月米食の日「18日」を合わせて6月18日をおにぎりの日とした。
おにぎりの日だけでなくおむすびの日もある。1月17日がおむすびの日だ。1995年1月17日、阪神・淡路大震災でボランティアの方々の炊き出しで被災者に配られたのがおむすびだった。そんなボランティアの善意の気持ちとお米の大切さ、お米を食べようという思いを込めて制定された。
奇しくも6月18日午前7時58分大阪府北部で震度6弱の地震があり19日19時までの間に5名の方が亡くなられた。
「亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方にお見舞いもうしあげます」
「1月17日」と「6月18日」おむすびの日とおにぎりの日であるとともに、関西で大きな地震があり多くの人が犠牲になった日ということを心に刻み、日ごろからの防災の意識を高めお米の大切さ美味しさを噛みしめる日にしたい。
にぎりめし かわち
西の原の記事の中に「にぎりめし かわち」に入ろうか5分悩んだ。と書いた。
次回、波佐見に行ったら絶対に食べよう!決めていたお店のひとつだ。
3時のおやつにおにぎりを食べることを決めていたのでランチもそこそこにお腹の隙間を空けていた。
にぎりめし かわちのメニューは黒板にチョークで書かれてあり、おにぎり単品はもちろん、おにぎり2個とお味噌汁がセットになった「にぎりめしプレート」500円が目玉だ!
にぎりめし かわちでは、波佐見・川内で丁寧に育てられた米を使用しており、味噌汁の具材や味噌は、波佐見の米と麦、西海産の塩・長崎県産の大豆を使った合わせ味噌を使っているそうだ。
お漬物も自分の食べたい量を取り分けるシステム。
パック詰めのお漬物を購入することもできる。
お茶はセルフサービス。
天気も良く風が心地よかったのでテラス席で食べることに。
おばちゃんが一生懸命にぎりめしを握ってくれている。
出来上がったにぎりめしをカウンターまで取りに行きテラス席へ。
器はもちろん波佐見焼だ。西の原にある南創庫に展示してあるessence・commonの器が使われているようだ。
ふわっと握られたにぎりめしにパリパリの海苔。ちょうど良い塩加減と具材のバランス。
味噌汁の味噌がはじめて食べる味の味噌で赤だしの味噌汁に近いような気もするけれど、全然違うような気もする不思議な味噌だったけど美味しかった。
食事を終えて南創庫で陶器を見たあと、にぎりめし かわちの前を通ったら小学校低学年ぐらいの男の子を連れたお父さんが、息子君におにぎりを食べさせていた。
飽食の時代に食べ物の選択肢は多い。コンビニへ行けば、それこそおにぎりからお弁当、小学生が大好きなお菓子やアイスまでたいていの食べ物は揃う時代だ。そんな中、おやつに地元の人が作ったお米・お味噌・お漬物を食べる小学生「キミが食べているのが豊食だぞぉ!」と独り言ち西の原を後にした。
にぎりめし かわち
東彼杵郡波佐見町井石郷2187−4
営業時間 11時から16時
店休日 月・水・木・金
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