2018年6月27日にアップした上半期を振り返った記事の中で、下半期は「筋トレ」する!という目標を決めました。
言ったからには実行しなければなりません。有言実行!
そこで7月1日からダイエット(減量)と筋トレを始めてみることにしました。
ダイエットをするには、目標を決めなければ始まりません。そこで7月1日から7月31日までの間に5キロ減量する!という目標を設定してみました。
なぜ5キロ減を目標にしたのか今となっては理由を思い出せませんが、まぁ1ヶ月あれば5キロぐらいならイケるだろう!という根拠のない目標設定になってしましました。
結果から発表すると記事のタイトルを見ての通り、この5キロ減という目標は失敗に終わった訳ですが、なかなか良いところまではいけたので、どのようなダイエット方法を試して、なぜ失敗したのかを振り返ってみようと思います。
1ヶ月で○キロ痩せたい!という方の参考になれば幸いです。
糖質制限ダイエット
こんかい取り組んだのは「糖質制限ダイエット」です。
糖質制限ダイエットとは、文字通り食べる「糖質の量を制限する」ダイエット方法です。
白米・麺類(うどん パスタ ラーメン 蕎麦)小麦(パン・カレー・シチュー)などの炭水化物を多く含む食品を食べないというダイエット方法です。
では、まったく炭水化物(糖質)を摂らないないのか?というと、そうではなく僕の場合は朝だけ食べるなど、1日に1回は炭水化物を食べるようにしていました。
あと、いろんな食材にも少しずつ炭水化物は含まれているので、じっさいには無意識のうちに炭水化物を含む食材を食べていることになります。
例えば、野菜は大丈夫だろう!と思っていても、タマネギは炭水化物の多い野菜だったりするので、意外と食べてしまっていたりします。しかし、僕はあまり神経質にはならずに糖質の多い食べ物を除外して、あとは普通に食事をしていました。
炭水化物を制限するダイエット方法を取り入れている有名処といえばみなさんご存知の「ライザップ」です。
ライザップでは減量期に摂取する糖質量を「1日50グラム」に制限しているそうです。
50グラムってどのくらいの量だと思います?
白米(茶碗1杯) 約55グラム
おにぎり 約40グラム
食パン(6枚切り1枚) 約26グラム
ラーメン(1杯) 約69グラム
うどん(1食) 約41グラム
蕎麦(1食) 43グラム
バナナ(1本) 約28グラム
野菜ジュース(1本) 約20グラム
コーラ(350ml) 約40グラム
いかがでしょうか?
蕎麦などはヘルシーというイメージがありますが、糖質が多く糖質制限ダイエットをしている僕からすると、まず食べない食材のひとつです。
ダイエットをしていて「なかなか痩せない!」という人は、なんとなくヘルシーだろう!と思って食べている食材の中に糖質を多く含むモノが入っていないか、今一度確認してみてはいかがでしょうか。
「今日のランチはヘルシーに、ざる蕎麦と野菜ジュースにしよう」という女性の方は注意が必要です。ライザップ制限の50グラムを超える糖質をわずか1食で摂ってしまうことに!
糖質制限ダイエットのメリット・デメリット
メリット
〈体重が減りやすい〉
あのライザップも取り入れているので、まぁ当たり前といえば当たり前ですが、どんどん体重が減ります。
〈肌がスベスベになる〉
過去に70キロから60キロまで糖質制限で減量したときもそうだったのですが、お肌がスベスベになります。肌ツヤの良い芸能人は糖質を制限している人も多いそうです。
メリットが少ない・・・
デメリット
〈眠たい〉
糖質制限が原因からははっきりとわかりませんが、この1ヶ月間眠たい日が多かった気がします。糖分がないと頭が回転しない!などと言われますが、その通りだと思います。
〈お腹が空く〉
あたりまえですが、すごくお腹が空きます。ダイエット中に何言ってるの?って感じですが、かなりお腹が空きます。
〈便秘になる〉
僕はいつも快便なのですが、糖質制限ダイエットを始めると必ず便秘になります。かなり意識して食物繊維を多く摂ったつもりでしたが、今回もずっとお腹がスッキリしなくて便秘気味でした。
〈お金がかかる〉
食材にお金がかかります。炭水化物は安くてお腹いっぱいになりやすいのですが、炭水化物の少ない食べ物は量の割にお値段がかかる食材が多く、自炊するにしても食費がかさむ傾向にあります。
〈外食ができない〉
今日のランチは外で食べようかな?と街中へ出てみても、炭水化物を多く含むお店しか見当たらなくて街中を彷徨うことになります。日本人は食べ物の6割ほどを炭水化物に頼っているらしく、炭水化物を抜くとほとんど外食の選択肢がなくなることになります。
和食なども一見ヘルシーに見えますが、「甘いは旨い」とある和食職人さんが言っていただけあり、和食にはたくさんの砂糖が使われているので、糖質制限中は避けるべき食べ物です。
結果、糖質を制限できる自炊になるわけです。調味料も自分のさじ加減ひとつですからね。
外食はできませんが、コンビニ飯は超優良です。パッケージに必ず炭水化物の量が記載されているので自分でも計算しやすく、あとどのくらい糖質を含む食材を食べて良いのかひと目で判断できます。
ダイエットの結果
グラフをご覧いただくとわかりますが、7月1日に65.2キロからダイエットをスタートして7月31日に60.8キロでした。
目標の5キロ減まであと600グラム落とすことができず4.4キロしか痩せることができませんでした。無念。
体脂肪は18.4から15.1まで減っていますが、ウチの体重計の体脂肪率は数値が怪しいと思っているのであまりあてにならない気がします。
BMIは21.54まで下げることができました。
BMIの日本人の基準値は男性が22.0 女性が21.0になっているそうです。この数値から離れるほど病気になる傾向が高くなるらしく、低すぎても(痩せすぎ)もよくないそうです。
なぜ目標を達成できなかったのか?
7月1日の65.2キロからスタートして、初めのうちは順調に減量していきました。途中、停滞期と呼ばれ体重が落ちにくい時期もありましたが、だいたい1週間も辛抱すれば順調に減量できていました。
注目してほしいのは7月26日です。
じつは7月25日26日に1泊2日で湯布院へ旅行しました。
(いつもは朝一番に体重測定する決まりですが、26日は旅行から帰ってきてすぐに体重計に乗り絶望しました)
初日のランチにはパスタとバケットのセット。湯布院名物のチーズケーキをおやつに1カップ。お宿のウェルカムドリングでジュースを1杯。夕食は糖質の多い食材は無かったにしてもたくさん食べ過ぎた。朝食はご飯を茶碗に半分。ランチは抜いて、夕食は有名和食処のお弁当(ご飯も全部完食)。
以上の暴飲暴食の結果が7月26日の1.4キロ増の原因です。トホホ。
いやー今思えばウエルカムドリンクは、なんの躊躇もなくゴクゴク喉を鳴らしながら飲んでしまいました(笑)
帰宅して体重計に乗ってみて、「あっ!ウェルカムドリング、ジュースやん!」とそのときに気がついたほど・・・
旅先では羽目を外しガチと言われますが、本当にそのようですね。
ということで旅行の不摂生分を残りの5日間でなんとか取り戻そうと、かなりキツめに追い込んでみましたが、努力及ばずあと600グラムを落とすことができませんでした。
なぜ1ヶ月5キロ減の目標を達成できなかったのか考えてみると、やっぱりまだまだ自分に甘かったんだと思います。旅先とはいえ、もう少し考えてから食事をするべきでした。「まぁ今日ぐらい良かろう!」という甘い考えが後に響いて結果を出すことができませんでした。
繰り返しになりますが、ダイエットしてもなかなか痩せない!と言う人は、食べない方がよい食材(糖質を多く含むもの)を必ず食べているはずです。
こんかい、たった2日間で、パスタとバケット、ひと口サイズのカップに入ったチーズケーキ、ご飯を茶碗に半分、お弁当(和食)のご飯、ジュースを2杯、飲み食いしただけで1.4キロもあっという間に増量してしまうのです。
1.4キロ痩せるためにはかなりの努力が必要ですが、1.4キロの増量はあっという間ですね・・・
ダイエットの「今日ぐらいはいいか!」は、間違いなくよくないです。ダイエットも筋トレも積み重ねが大切です。サボってしまうと、あっという間に元通りになってしまうことを身をもって経験することができました。
なかなか痩せない。痩せにくい。と思っている方は、このあたりのことを踏まえてダイエットに取り組んでみてはいかがでしょうか。
食材の糖質の量がわからない場合は「食材名 糖質量」でグーグル検索すると、糖質量がわかるサイトを表示してくれるのでそちらを参考に食生活を改善してみてください。
運動
以前、70キロから60キロまで糖質制限ダイエットで減量したときには、運動はせずに食事制限だけで減量しました。そのさい、体重は確かに10キロ減らすことができたのですが、ガリガリに痩せてしまった!(筋肉が落ちてしまった)という印象があり、今回は運動(筋トレ)をしながらダイエットに取り組んでみました。
〈2日に1度のウォーキング〉
2018年の7月は災害レベルの暑さ!と言われていますが、2日に1度約1時間のウォーキングを欠かさずに行いました。1度だけ、「健康のために死んでしまうのではなかろうか?」と思いながらフラフラと歩いた日がありましたが、あとは熱中症になることもなくウォーキングを続けることができました。
早朝や夜にウォーキングする時間がなく日中にウォーキングしていたのですが、暑い野外を歩くコツは「日陰の多い場所を歩くこと」です。
ということから僕はビルが多い街中を歩き、ずっと日陰を歩けるようなコースを選んで歩いていました。1度ぶっ倒れそうななったときは、いつものコースではなく、ずっと日のあたるコースだったので日陰を歩くだけでも熱中症対策になると思います。
〈2日に1度の筋トレ〉
筋トレと言っても、腕立て伏せと腹筋ぐらいなもので、ジムに行ったりしたわけではありません。
自宅でできる範囲で腕立て伏せをがんばっています。初めのうちは、腕立て伏せを10回するのもやっとだったのですが、1ヶ月も経つと100回やってもまだまだ体力が残っている。という具合です。
こんかい1ヶ月間減量と筋トレをした結果、ガリガリに痩せたというよりは、身体が締まった!と表現できるぐあいにはなってきたと思います。
まだまだ理想の体型にはほど遠いのですが、ダイエットや身体づくりは一朝一夕には完成しないので、長い目で日々継続することが大切だと思っています。
モチベーションを保つ方法
ダイエット、筋トレは正直言ってツラいです。お腹は空くし腕は痛いし、ウォーキングは暑いし、ハッキリ言って苦痛です。美味しいご飯をお腹いっぱい食べて、甘いスイーツを食べたり、今の時期だとアイスクリームとかサイコーですね。でも僕は大好きなアイスクリームを7月は1回も食べてませんでしたよ。
なぜ挫折することなく、ダイエット・筋トレを続けることができたのか、ちょっとした方法をご紹介します。
〈街中で他人を観察する〉
ウォーキングしながら、お腹の出ている人を目で追います。夏なのでみなさん薄着ですから、お腹がでていればすぐにわかりますよね。そのお腹を見ながら「腹出てるな!」と思います。周りからこんな風に僕も見られているんだなぁ、と思うと「お腹引っ込めよう」とやる気を継続することができます。
〈筋トレ系YouTuberを観る〉
挫折しそうになったときは筋トレ系YouTuberの動画を観るとやる気が出てきますし、トレーニングの仕方もとても参考になります。
筋トレ系YouTuberにもいろんな考え方の人がいるので、自分に合った考え方の人を探して参考にするのが良い方法だと思います。
(ある筋トレ系YouTuberさんは、「自重筋トレだけでは、カッコイイ身体にはなれない!」と発言しています。そもそもカッコイイ身体とは主観的なことなので、何をもってカッコイイかは人それぞれ違うはずです。それを自重筋トレでは無理!とバッサリ切り捨てていたりするので、考え方の合うYouTuberを参考にするのがキモですね)
ということから、僕は自重筋トレもジムでの筋トレも大切だよ!という考え方のメトロンブログさんの動画をよく観ていました。何よりご本人の身体のバキバキ具合がすごい!
筋トレ系YouTuberに限らず、自分の憧れの体型の人の動画などを観るとモチベーションが維持できます。例えば格闘技の試合とかボクシングの試合などをよく観ていました。
〈自分の体重+ボディービルでグーグル検索する〉
この方法は諸刃の剣的な部分もあるのですが、一度試しにやってみてください。
僕の場合だと、「60キロ ボディービル」でグーグル検索すると、もうそれは絶望できます。
とても同じ体重の人間とは思えません。そこにいるのは違う生物です。こうもここまで身体つきが違うものだと感心させられます。
とてもとても僕にはボディービルダーのような身体を作り上げることはできませんが、見ているだけでも刺激になるなので、ダイエットや筋トレのモチベーションになりました。
女性の方だと、憧れの女優さんの体重を調べたり、ハリウッドスターの美しい女性の画像を見たりするとモチベーションを上げることができるのではないでしょうか。
さいごに
健康を食い物にするメディアたち ネット時代の医療情報との付き合い方という著書の冒頭、著者のダイエットの成功例が書かれています。その驚くべきダイエット法は「食事制限と適度な運動」です。
そうです!ダイエットの一番の成功パターンは食事制限と適度な運動です。あのライザップも同じことをしています。
巷には、いろんな痩せ薬的な商品も出回っていますが、楽して(健康的に)痩せる方法はありません。美味しい食べ物を我慢して、適度な運動をするのがダイエットへの一番の近道です。
2018年、僕たちは平成最後の一年を生きています。昭和・平成で蓄えた贅肉を新しい時代にまで持っていきますか?
平成は残り5ヶ月もあります。あなたなら出来ます。新しい時代に健康的な身体で素晴らしい時代を迎えましょう。
コメント
最近このブログを見つけ、読者になりました。
1ヶ月お疲れ様でした。4.4kgでも素晴らしすぎです!
私も同じタイミングでダイエットを始め、糖質制限に着目しました。
糖質制限すると「お腹が減る」「頭が回らない」というのは聞いていたので、巷で噂の「シリコンバレー式の完全無欠コーヒーダイエット」なるものにチャレンジしてみました。
コーヒーとMCTオイルってやつの効果で頭はよく回転し、バターで空腹感はあまり感じませんでした(バターが体に悪いという話は置いといて)。
なかなか良い感じでしたが、誘惑に負けて月の後半に暴飲・暴食してしまいチャラになってしまいました。
筋トレによってちょっとは筋肉も増えたので、引き続きケトーシス状態を目指して頑張ろうと思います。
リバウンドに気をつけて、引き続き頑張ってください。