禁酒した理由と禁酒のデメリット

前回、「2ヶ月間禁酒してわかったこと」という記事を書きました。

弊ブログの読者にはお酒好きが多いのか、SNSにブログの更新情報を流していないのにもかかわらず、たくさんのアクセスをいただきました。読んでくれた方、ありがとうございます。

そこで今回の記事は、禁酒した理由と禁酒のデメリットについて書いてみようと思います。

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禁酒した理由

お酒を控えようと思ったのは、朝から胸焼けがするから。というすごく単純な理由がきっかけでした。

起きると強烈な胸焼け。以前、すごい胸焼けがして病院で診てもらった結果、「逆流性なんとか」という診断を受け投薬ですぐに治ったとこがあったのですが、その時とほぼ同じ症状です。

お酒を飲むのをやめれば、少し体調も良くなるかな。という自己診断でお酒をやめてみることにしました。

胸焼けは2,3週間で治ったのですが、そのころあるYouTubを見て禁酒続行を決意。

アル中疑惑

定期的というよりは、暇で時間があるときに『BAZOOKA!!!』というBSで放送されている社会派ドキュメントバラエティ番組をYouTubで見ることがあり、そのときに見たのが「アルコール依存・アルコール中毒」の特集でした。

元アルコール依存の漫画家まんしゅうきつこさんと、精神科医の高橋龍太郎さんをゲストに迎え番組が進んでいきます。

冒頭、「アルコール依存症になった瞬間がわかりましたか」という質問に対して「嘘をつくようになった」と回答したシーンがあり、その一言にとても興味を持ちました。

日常生活でツイッターを眺めていると「飲んでまーす」や「◯◯杯目でーす」というお酒大好きなひとたちのカキコミを目にすることはよくありますよね。

多くの人が節度を持って楽しいお酒を飲んでいることだと思いますが、アルコール依存症の人は「飲んでまーす」とは絶対に言わないのです。むしろその逆!飲んでいるのに飲んでないと言う。「嘘をつくようになる」んですね。

僕はこの言葉で思い出しました。自分の父親のことです。お酒が大好きな人で、医師から診断された訳ではないけど、あぁアルコール依存症でしたね。

しこたま飲んでいるのに、飲んでない!と言い張っていました。

自分の酒がなくなると、台所へいって料理酒を飲み干し、翌日料理しようとした母親が料理酒がなくなっていることに気がつき喧嘩になる。

「なんで料理酒まで飲む必要があるとね」という問いに、「オレは飲んでない」と言っていました。あとは、僕が20歳の誕生日プレゼントにガールフレンドにもらったヘネシーも気がついたらカラになっていましたね。今、思い出すと笑っちゃいますけど、まぁ完全にアルコール中毒でしょうね。

そんな父親を見て「大人になったら酒なんて飲まない」と思っていたんですが、大人になって酒を飲んでみると、これがまぁ美味いわけなんですよね。

お酒を飲んで「飲んでない」という嘘をつく症状は僕にはありませんが、過去にまったく記憶がなくなるという苦い思い出も5回ぐらい経験しているので他人に迷惑が掛かるような飲み方はいけませんね。

話しを番組に戻します。番組の中で、アルコール依存症チェックやアル中あるあるという自己診断があったので下にまとめてみました。

アルコール依存症チェック

①毎日飲酒している

②ストレスを抱える仕事をしている

③親もしくは家族がアルコール依存症

④趣味がなくストレスをお酒で発散

アル中あるある

①人前で脱ぐ

②突然キレる

③幻聴が聞こえる

その他にも、毎日3合を10年飲み続けると危ない!やけ酒を飲む人も注意!という話でした。

僕はアルコール依存症チェックで該当する点がありました。家族にアルコール中毒がいるとヤバいそうですよ(笑)アル中あるあるには該当するモノはなくひと安心。

アルコール依存症は否認の病気であり、本人は依存症であることを否定し続けるそうです。ということで本人は自覚できないので、周りの家族の支えが必要になってきますね。

禁酒のデメリット

禁酒のメリットはそれなりにあり、禁酒することで体調がよくなったりお小遣いが増えたりといいことがあります。

禁酒はメリットばかりでデメリットはないように思いますが実際にはどうなのでしょうか。

2ヶ月間禁酒して感じたデメリットは「禁断症状」がツラいという一点です。デメリットではないかもしれませんが、お酒を我慢する。というのは思っていたより大変です。

しかも禁酒をはじめた時期も悪かったと後悔しています。この記事を書いているのは7月です。ビールが美味しい季節ではないでしょうか。この過酷な時期にアルコールを飲まないですごしている自分を褒めてあげたい!

まとめ

自分でアルコール依存症が怖いな!と思って禁酒した僕は、たぶんアルコール依存症になることはないと思っています。

アルコール依存症になる人は、自分で歯止めがきかないのでアルコール依存症になるわけで、自分で禁酒してみよう!と実践できる僕はアルコール依存症の素質はあまりないのかもしれません。

けれど、アルコール依存症は否認の病気でもありますし、実際どのタイミングでアルコール依存症に突入するかは誰にもわからないことだと思うので、お酒が大好きな人は注意してほどほどに飲むようにしてみてはいかがでしょうか。

お酒を飲んでいるのに「飲んでないよ」と言い出したらかなりの危険信号なので、家族にそんな人がいる!という方は病院に連れて行くなど対策したほうがいいでしょう。

アルコール依存症・アルコール中毒に興味がある方は下の本や動画をご覧になってみてください。