明治日本の産業革命遺産が世界遺産に登録されました。
「明治日本の産業革命遺産」の構成資産は長崎市内に8ヶ所あり、その中の1つ「小菅修船場跡」までのアクセスを説明したいと思います。
大河ドラマ「篤姫」を見ていた方は記憶していると思いますが、薩摩藩士に小松帯刀という武士がいました。ここ小菅修船場はトーマス・グラバーと小松帯刀らが作る計画を練ったそうです。
そんな歴史の一部を今でも見ることができるとても貴重な場所です。
小菅修船場跡までのアクセスはバスが便利です。今のところ、小菅修船場跡には駐車場がないため、公共交通機関での来場を呼びかけています。今後、駐車場ができる。という噂もありますが、ハッキリしたことはまだわかりません。
今回は、長崎駅から小菅修船場跡までのアクセス方法を説明したいと思います。
まず、長崎駅前南口バス停(ホテルニュー長崎の向かい側)から30番、40番(戸町経由)の長崎バスに乗車してください。
降りるバス停は「小菅」(こすげ)バス停です。バスを降りたら上の写真にある横断歩道を渡り左へ進んでください。
長崎バスウェブサイト
横断歩道から20メートルほど歩くと小菅修船場跡への入り口があります。
まだ世界遺産の文字が無い看板が。矢印の方へ坂を下ります。
坂を下りきったところに石碑などがあります。
日本語、英語、韓国語、中国語での説明の看板あります。
Wi-Fiで説明が聞けるようです。(雨が降っていたので試してない)
上の写真のレトロな建物の中に、蒸気機関を動力とした船を曳き揚げる機械があるのですが、こちらも今のところ非公開となっています。
たしか、今も現役で動くんですよね。動いているところを1度は見てみたいと思うのですが、どうなるのでしょうか。一般公開は無いのかな・・・
この部分がグリグル回って船を引っ張りあげるワケですね。
このレンガ造りも雰囲気がありますね。
小菅修船場跡の全体像です。写真の右側が海です。
船を乗せる台がソロバン状に見えたため通称ソロバンドックの名で親しまれています。僕も最初は、小菅修船場跡ってどこ?という状態だったのですが、ソロバンドックのことだよ。と教えてもらって、小菅修船場跡とソロバンドックがやっと一致しました。
最後に長崎駅から小菅修船場跡までのタクシー料金も調べてみました。
長崎駅から1260円~1460円の範囲内で行けるようですね。タクシーの運転手さんには「ソロバンドックへお願いします」と伝えたほうが通じやすいのではないかなぁ、と思います。でも、もう世界遺産になったので、運転手さんも「小菅修船場跡」で通じるかな?
曳き揚げ小屋内部は非公開ですが、長崎市内の関連資産の中では1番近くでみることができる施設ではないかと思います。お時間ありましたら、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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