photo by m-s-y
稲佐山が世界三大夜景に認定されたことで、週末や連休には沢山の観光客が長崎市内を訪れ稲佐山より長崎の夜景を楽しんでいます。
そこで、稲佐山山頂へのアクセス方法を全てピックアップしてみることにしました。
全部で7つの方法があります。アクセスしやすい方法を選んで稲佐山へ行ってみてください!
ルート1:自家用車で頂上まで行く。
ルート2:自家用車・タクシーで中腹の駐車場まで行って、そこからシャトルバスで山頂へ行くか、または山頂まで歩く。
(→稲佐山中腹から山頂まで徒歩で何分かかるか検証してみた)
ルート3:ロープウェイを利用する。
ルート4:タクシーを利用する
ルート5:夜景見学バスツアーを利用する
ルート6:路線バスで中腹駐車場まで行く。
ルート7:長崎中心部から徒歩で登山する。
(→長崎駅から稲佐山頂上まで歩いてみた!所要時間は1時間ちょっとでした)
以上の方法があります。
ルート1 車・タクシーで頂上に行く場合は注意が必要
稲佐山頂上の駐車場には、40台+障害者駐車スペース2台、合計42台の駐車スペースしかありません。
稲佐山頂上の駐車場が満車の場合はどうなるかというと、中腹と呼ばれるところにゲートがあり、その手前に一列に並んで(青い舗装のレーン)駐車場が空くのを順番に待機するこになります。
週末や3連休など大型連休のときには、駐車場の待ち時間が30分から1時間ぐらいになることもあります。
長崎市中心部から稲佐山中腹のゲートまで約15分!せっかく登ったけれど、駐車場が空かないので諦めてUターンする車も少なくないそうです。
せっかくだから、1000万ドルの世界三大夜景を見てほしい!
そこで、いろいろと調べてみたところ、駐車場の空き状況がわかるサイトが見つかりましたのでお知らせしたいと思います。
スマートフォン・携帯電話にも対応しているので、外出先からの空車状況が確認できます。
ただし、この空車状況も調べた時点での状況です。
長崎市街地から稲佐山までの所要時間は約15分です。向かっている途中で満車になる可能性もありますのでそこは注意が必要です。
ルート2 土日や連休は車で山頂まで行けない!(無料シャトルバスの案内)
稲佐山山頂の駐車場は、土日や大型連休など駐車場を利用する人が多くなりそうな日には、自家用車の利用を18時30分から22時30分まで制限しています。(タクシーは可)
では、どうすればいいのかと言えば。
稲佐山中腹には約500台分の駐車場があり、その中腹駐車場から無料シャトルバスを運行しています。
運行日は概ね土日や大型連休時になっています。
無料シャトルバスは、夏季18時30分から冬季17時30分から20分間隔で運行しています。
詳しくは長崎市 稲佐山公園の施設紹介 展望台駐車場・シャトルバスのご案内をご覧ください。
ルート3 ロープウェイを利用する
稲佐山にはロープウェイで登る方法もあります。
公共交通機関を利用して長崎へ観光に来てくれた人は、ロープウェイを利用するのがオススメです。
なぜロープウェイがオススメかといえば!
市街地中心部から無料循環バスが走っているので、ロープウェイ乗り場まで安心して往復できます。
運行途中に多少の渋滞はあるかもしれませんが、駐車場が空くまで1時間待ちというようなことはありません。
稲佐山ロープウェイの料金は、大人(片道720円・往復1230円)、中高生(片道510円・往復920円)、小学生幼児(片道410円・往復610円)です。
その他、団体割引などもあります。
ロープウェイにも運行時間がありますので、帰りの最終時間は必ずチェックしよう !
登りの最終便は「21時45分」です!
下りの最終便は「22時」です!
1000万ドルの夜景に見とれて、ロープウェイの最終を乗り過ごしたら・・・
『帰りはタクシーを呼べばいいさ 』と思われるかもしれませんが・・・
ルート1でも申し上げた通り、駐車場が満車の場合は空車のタクシーも登ってこれませんのでご注意を!
ロープウェイ・無料循環バスの詳しいことは長崎ロープウェイで確認お願いします。
ルート4 タクシーを利用する
体の都合でロープウェイを利用できない状況の人もいらっしゃるかもしれません。
そんな場合は、タクシーのご利用を検討してみてはいかがでしょうか。
ネットで長崎市内のタクシー会社のホームページを調べてみました。
ラッキータクシーのホームページに夜景コースの詳しい記載があったのでピックアップしてみました。
コース内容をざっと説明すると、宿泊しているホテルから稲佐山頂上までの往復料金(75分前後)が6000円という夜景観光コースがあるようです。
長崎市中心部から稲佐山頂上までの所要時間が片道約15分。往復約30分として、稲佐山頂上での夜景を約45分間堪能できるコースになっています。
6000円は高いなぁ、と一瞬思われるかもしれませんが、ロープウェイに4名で乗ったら4920円です。
タクシーとロープウェイでは1080円の差がありますが、1人あたり270円の差額でタクシーに乗れるならタクシーの方がラクだと思います。
3名〜4名で稲佐山へ行ってみようと予定されている方は、タクシーを検討してみてはいかがでしょうか。
ルート5 夜景見学バスツアーを利用する
長崎遊覧バスが運行する『夜景見学バスツアー』を利用する方法もあります。
1日2便の夜景見学バスが運行しているようですが、時期や曜日によっては3便目の臨時便が運行している日もあるようです。
料金は大人1300円子ども700円です。(前日までに予約した場合は100円引き)
バスに乗車する集合場所も長崎市内10ヶ所にあり、集合場所をグーグルマップで確認できるので県外からの観光の方も安心してご利用できます。
詳しくは
長崎遊覧バス→ウェブサイト
095-856-0200
ルート6 路線バスを利用する
公共交通機関を利用して一番安く行く方法は、路線バスで行く方法です。
運賃が170円。所要時間が約15分です。
路線バスの一番のネックは運行本数が少ないところです。
上の写真は2017年4月撮影のバスの時刻表です。(稲佐山から下りの路線です)
なんと19時20分以降のバスが5本しかありません。
19時台が2本。20時台が1本。21時台2本。(最終が21時28分です)
稲佐山からの下り便は、長崎駅前や長崎市の中心部である中央橋バス停にも停車するので、最寄りのホテルへのアクセスできるとは思いますが、なにぶん運行本数が少ないので、常に時間を気にしながらの行動になりそうです。
(路線バスは、稲佐山中腹にあるゲートのところまでの運行になるので、そこから山頂まではシャトルバスまたは徒歩での移動になります)
ルート7 登山
長崎駅から稲佐山山頂まで歩いてみたことがあります。
道路はすべて舗装されているので山道を歩くようなことはありません。お時間がある方は、長崎の街を眺めながらゆっくり歩いて山頂を目指してみてはいかがでしょうか。
僕が、稲佐山山頂まで歩いたときの記録はこちらからご覧ください。→長崎駅から稲佐山頂上まで歩いてみた!所要時間は1時間ちょっとでした。
稲佐山展望台
稲佐山頂上には展望台があります。
展望台(屋内)が利用できる時間は8時から22時まで。
展望台(屋内)には、椅子や自動販売機などがあるので、雨や風が強い場合など、悪天候のときに休憩することができます。
展望台(屋内)は、ガラス張りになった、らせん状のスロープを歩きながら、外の風景・夜景を眺めつつ上階へのぼっていきます。
昼間の稲佐山からの展望もなかなかです。
3階までスロープをのぼったあとは、一旦外の階段へ出て展望台の屋上へ(エレベーターもあります)
いざ展望台屋上からの長崎市内の風景!
最近では、ほぼ毎日クルーズ客船が停泊している長崎港。
展望台屋上の中心部にあるベンチには、夜になるとカップルがたくさん居ます。
展望台屋上は24時間利用することができるのですが、22時から8時までは展望台(屋内)が施錠してあるためエレベーターが利用できません。
展望台屋上へは、展望台横にあるらせん階段をのぼることになります。
(長崎市役所に確認したところ、22時以降は階段しか利用できないため、車椅子だと屋上展望台を利用することができないそうです。という理由から、身体の事情で階段を登ることができない方は、22時までに行っていただけたらと思います)
稲佐山展望台にはレストランもあります。
僕はレストランを利用してことがないので、美味しいかどうかはわかりませんが、景色がいいのは間違いありません。
お値段は少し高めの観光地価格設定になっているようです。
最後に、夜景に見とれてロープウェイやシャトルバスの最終を逃してしまった場合、最悪は下界まで歩くことになってしまうかもしれません。
稲佐山中腹にある駐車場までなら徒歩でも許容範囲内ですが、長崎駅付近まで徒歩となると1時間程度かかると思います。
そこで稲佐山頂上までタクシーを呼ぶことになってしまうのですが、長崎市はタクシー大国であります。(家計に占めるタクシー利用料金日本一!)
ということでタクシー会社がヤマのようにあります。稲佐山展望台にタクシー会社一覧のポスターが貼ってあったのですが、観光客はどのタクシー会社に電話するとすぐに来てもらえるのかサッパリわからないと思います。
そこで地元民の僕が、稲佐山山頂に近いタクシー会社をピックアップしましたので、タクシーを呼ばれる方は参考にしてみてください。
キングタクシー 095ー861ー6161
城山タクシー 095ー862ー1000
明星タクシー 095ー846ー5780
光日光タクシー 095ー843ー8818
なお、ルート1でも説明したように、駐車場が満車の場合には、空車のタクシーもゲートで足止めになり、稲佐山山頂に登ってくるのには時間が掛かります。