二日市温泉「大正亭」の宿泊記もこの記事で第3弾。
今回ご紹介するのは、皆さんお待ちかねの食事です。
ほんの少しばかりグレード良い旅館に宿泊する最大のメリットは、部屋にいながら上げ膳据え膳でのんびり食事を楽しめる事ですね。
そんな「大正亭」の食事は、部屋の縁側にある秘密の扉からお隣の部屋へ移動していただきます。
大正亭の食事
こちらが宿泊した日の夕食メニューです。
八寸
・蕪の酢漬け 金柑ソース
・ナマコ 山芋 このわた ぶぶあられ
・牡蠣とブロッコリーのオイル漬け
・子持ち鮎
・数の子のお浸し(平貝 ちしゃとう 菜の花 菊菜 土佐酢)
・栗の渋皮煮
・うずら松風
・カラスミ大根
・鴨ロース
・くわいせんべい
・鰤寿司 大根
・きんかん 又は 柿チーズ
お造り 四点盛り
お椀
ごま豆腐 鮑 椎茸 小松菜 鰆幽庵 蕪のすり流し
箸休め
すっぽん茶碗蒸し
焼物
近江牛肩ロース
ご飯
デザート
フルーツゼリーアングレーズソース ぜんざい
朝食
朝食も夕食同様、お隣の個室での食事です。
そういえば福岡ってどんな料理が出てくるのかなぁ?と楽しみだったのですが、あまり福岡っぽい料理は出て来なかった印象。
朝食に明太子ぐらいは出るだろう!と予想していたもののハズレ。明太子は博多?が有名なので、ここは二日市なのであえて出さないのかな?と想像を膨らませたり。
写真をご覧のとおり、料理の量はそこまで多くもなく少なくもない適量。若い男性にはものたりないと思いますが、近所のラーメン屋から部屋に出前ができるのでお腹空いたらラーメンでも啜ってください。
肝心のお味はといえば、笑顔で「美味しいね」と会話しながら楽しくいただける感じ。
すごく思い出に残るような美味でもなければ、記憶の奥深くに刻まれるような口に合わない味、というわけでもありません。
一般的な旅館のような部屋食ではなく、自室の扉からお隣の部屋へ移動して食事をするというスタイルは初めてでした。
食事が終わると仲居さんが後片付けをするのを待つ事なく、お隣の部屋へ移動して、食事の間に敷かれていた布団にゴロンとできる幸せ。
そういう面では完全部屋食よりも仲居さんに気を使うこともなく、他の宿泊客と顔をあわせることもない、お隣部屋食はなかなかいいサービスだなと感じました。
ちょっと贅沢に上げ膳据え膳を楽しみたい方は大丸別荘「大正亭」に宿泊してみてはいかがでしょうか。
大正亭のお部屋の様子はコチラの記事でご覧いただけます。
大正亭宿泊者専用貸切風呂はコチラの記事でご覧いただけます。
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