ソリッソリッソ千綿米創戸でカフェと古着と革製品。千綿から笑顔を!

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東彼杵町瀬戸郷に「町内外の若者と地域住民が交流し情報を発信する拠点」としてオープンした
「ソリッソ リッソ千綿米創戸」に立ち寄ってみました。

千綿と聞いてパッと頭に浮かぶイメージは、千綿駅・夕陽・茶畑・水田・宿場町。

弊ブログでは、「長崎街道を歩く」という企画を現在進行中で、ここ千綿地区も端から端まで歩かせていただいた事があります。千綿地区の旧長崎街道は、現在の国道34号線に面している部分は少なく、34号線を見下ろしながら茶畑や水田に囲まれた道を多く歩きます。

千綿漁港に面して宿場町の面影が少しは残っているものの、現在のJR千綿駅からは600mほど離れた場所にあり、現在、千綿地区に寂しい感じがするのは、「宿場の近くにJRの駅ができなかった」のもひとつの要因ではないか。と書かれた書籍がありました。

確かに、これまで千綿地区を車で通るにしても、そこはただの通過点であり、目的地や休憩する場所ではありませんでした。千綿駅からの景色が素晴らしいのは僕も体験していますが、わざわざ駅に立ち寄り風景写真を撮るのは一部の写真愛好家の枠を超えることは少ない印象。

つまり、これまで千綿地区の国道34号線沿いには、町外の人が立ち寄ったりするところがなく、多くの人が素通りせざるをえない状況だったかと。それではダメで、町を活性化するためには、通過地点だった場所に足を止めてもらえるような拠点を作ることが重要になってきます。

そこに誕生したのが「ソリッソ リッソ千綿米創戸」。これまでは通過地点だった千綿が目的地になった!という印象でした。

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ということで「ソリッソ リッソ千綿米創戸」は、国道34号線沿い「瀬戸バス停」の目の前にあります。ご覧の通り、お隣のバス停が千綿駅なので、自家用車を持っていないけれど、「ソリッソ リッソ千綿米創戸」に行ってみたいな!という方はJR千綿駅まで来たのちに、散歩ついでにひと停留所歩くとたどり着けるかと。千綿駅から東彼杵方向に国道を歩くこと、距離にして約500mといったところでしょうか。

自家用車で来る方にも注意点が!
「ソリッソ リッソ千綿米創戸」は、大村側から来ると「緩やかな右カーブの右手」にあり、東そのぎIC側から来ると「緩やかな左カーブの左手」にあります。いやいやそれなら分かりやすいじゃない!と思われるかと。しかし、建物が国道より一段低い場所にあるため、車を運転しながらでは少しわかりにくいと思います。

国道34号線は交通量も多く、死亡事故も多い路線です。車で行くにしても駅から歩くにしても十分注意してくださいね。

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「ソリッソ リッソ千綿米創戸」の全体図。

取り壊し予定だった元千綿農協第三米倉庫(1953年建設の木造平屋約200平方メートル)を改装してオープン。

一見、店舗に見えないので車内からは余計にわかりにくいです。

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建物に近づいて行くと「Sorriso riso」の看板があります。

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建物の中は一号室と二号室に分かれています。まずは二号室からのぞいてみることに。

二号室には、革細工店とアンティーク家具雑貨店の2つのお店があります。

店内を一周してお店を出ようとしたところ、イケメンの店員さんがブサメンの僕に「こちらの隠し扉の奥も見ていってください」と、爽やかな笑顔でお声をかけていただき、いざ隠し扉の中へ突撃。

隠し扉の中には、たくさんの古着が並んでおりました。あたくし「古着はキライではありません!」洋服なぞ物色するのは久しぶりで、隅から隅まで舐めるように見て回ったところ、僕好みのカレッジ風でウールのカーディガンがありました。お値段も納得できる金額だったので購入しようかと数分悩みましたが、モノを購入することを控えめにしているので今回は見合わせることに。

ビンテージものが好きな人であれば、何かしらグッとくる商品があるかと思うので、ゆっくりと時間をかけて隅から隅まで物色してみてください。

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ところ変わってこちらは一号室のカフェです。

どこかでランチしてきた帰り道に来たであろう時間帯なのでお客さん多かったです。

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ロフトから一階スペースを見下ろすとこんな感じ。ロフトには古いソファーとテーブルに本棚がありました。お客さんが少なければ本をペラペラ捲ったりと、ゆっくりして行ってもいいんだけど…

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一階フロアにある小さな椅子とテーブル。誰も座ってないから座ってみたけど、小さいお子さん専用なのかな。

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この時期にアイスコーヒーを注文してみました。しかも一番デカイサイズ!

僕はコーヒー大好きなのですが、コーヒー通ではないので味がサッパリわかりません。僕好みのコーヒーはあるにはあるのですが、それが世間一般の「ザ・美味しいコーヒー」とはどうも違うように思うのです。ブラックコーヒーならOK!と守備範囲がかなり広いので、どこで飲んでもそれなりに美味しくいただけちゃいます。

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冒頭でも触れましたが、「ソリッソ リッソ千綿米創戸」は国道より一段低い場所にあります。帰り道は特に見通しが悪くなるので国道に出るさいは注意が必要ですね。

ということでざっくりと「ソリッソ リッソ千綿米創戸」を紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。今回、じっさいに足を運んでみて思ったのが「今後のイベントなどに期待」という感じでしょうか。

長崎県の地図を広げて見てみると、「東彼杵町は長崎県のちょうど中心部」に位置すると思うんですよ。じっさい問題、県南から県北へ国道34号線を使って行くには東彼杵を通る訳ですし、逆もまた然り。

「ソリッソ リッソ」は、イタリア語で「笑顔の米」という意味だそうです。文字通り「町内外の若者と地域住民が交流し情報を発信する拠点」として、千綿を中心に県北と県南の人が交流し、長崎県全体が笑顔になるような、何か面白いイベントを開催してくれないかと期待しています。

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