9月に入って一気に涼しくなりました。秋といえば「食欲の秋」「スポーツの秋」「行楽の秋」など、楽しいことがヤマのようにあります。
2015年9月中旬には大型連休もあり、旅行に行ったり、のんびり読書をしたり、ハイキングをしたり、とみなさん楽しい予定で一杯でしょう。
えっ、何も予定がないけど。と思ったそこのあなた、山に登ってみませんか。という訳で初心者でも簡単に登ることができる長崎市の超有名な金比羅山に行ってきました。
金比羅山は標高が366Mとかなり低い山ボクみたいな運動不足の山登り素人でも安全に簡単に登ることができました。366Mも登れないよ!と思った方もいるかもしれませんが安心してください。標高0Mから登る訳ではありません。
バスで近くまで行っちゃいます
県営バスが運行する「立山・浜平(東高下)」のバスに乗ってください。
先ほどの坂道を登ってくると車両が行き止まりになりグッと道幅が狭くなります。
いよいよ登るぞぉ!と気合いが入るとは思いますが、ここで一旦荷物をおろして準備運動をしましょう。車が来ることも少なく平地なので軽い運動ならしやすい場所だと思います。
素人がいきなり登りだすと怪我の原因になるので、日頃から運動不足だな!と思っている人は念入り。
いよいよ細い道に入って歩いているといきなり分かれ道になりました。
どちらに行けば良いのかわからなかったので、畑作業をしているお姉さんに聞いたみたところ、どちらの道からも行けるとのこと。
どちらの道を進んでもすぐに合流するらしいです。下の道が階段が多く、上の道が坂道ばかりでした。
森のトンネルが続きます。直射日光が当たらなくていいんだけど、虫がすごいまとわり付いてきます。
階段を登り切ったところから右へ登ると長崎金星観測碑・観測台があります。今回はスルーしましたが、興味がある方はぜひ行ってみてください。
と思ったら、いきなり道が開けて広場にでます。ここはハタ揚げ広場と呼ばれている場所のようです。
この大きな岩は、どんく岩やひよこ岩と呼ばれているそうです。「どんく」とは長崎弁でカエルの意味ですが、どんくなんて言っている人をボクは見たことがありません。
アングルが悪いのかカエルに見えない。
どんく岩からハタ揚げ広場をみおろす。すでに、なかなかの景色ですね。
もうここでUターンして帰ろうかな。なんて思ったのは秘密です。
さて気を取り直して登ります。一気に山登りっぽい道になってきました。
一瞬道が開けたので頂上か!と思いましたが違いました。まだまだ登ります。
頂上に到着する少し下で腕から尋常ではない汗がドバァーとでてきたのですが、山頂が風があたってとても涼しいです。
山頂のベンチでお弁当を食べたら美味しかでしょうね。
水分補給をしながら山頂の気温を計ってみたり。気温は34℃になっていますが、体感温度はそんなに暑くありませんでした。
十分休憩もしたので下山する前に、山頂にあった神社で下山の安全をお祈りしました。
それでは下山開始です。ボクの性格上、下りで転んで怪我するタイプなので意識してゆっくり下ります。
登った道と同じ道をくだってきました。なんとか転ぶことなく無事におりてくることができました。
番外編
山頂でお弁当を食べた人は、バスに乗って帰ろうか?ということになるともいますが、お弁当を食べてない人はボクのオススメのお店に寄って行ってみませんか。
ということで、金比羅山一の鳥居をくぐり、立山公園横の道をくだって行きます。
せっかく立山方面に来たのに、ここに寄って行かない訳にはいきません。
大好きな皿うどん太麺を食べちゃいました。マジ美味かったです。じゅん食堂サイコー!
じゅん食堂で食事を終えたらお店からでて右側へ歩きましょう。
30メートルほど先に金比羅山入口バス停がありますので、ここからバスに乗って帰ることができます。
金比羅山までの往復時間
のぼり道
東高下バス停から山頂までGPSで計測しました。
頂上までのみちのりが1.56キロです。所要時間が33分6秒でした。
途中写真を撮りながらゆっくり登りました。休憩中の時間も含まれています。
くだり道
山頂から東高下バス停までGPSで計測しました。
のぼりもくだりも同じ道を通っているので、くだりのみちのりも1.56キロです。
そしてこの記事を書きながらビックリしたので所要時間です。のぼりの所要時間が33分6秒でしたが、くだりのみちのりが33分7秒と1秒違いでした。
どれだけゆっくりくだって来たかがわかりますよね。
分銅不足の大人の足で往復1時間チョットなので、子供を連れて登ったりするのに丁度いい距離の山道だと思います。
ハイキングのときの持ち物
ボクが持って行ったのは、タオル・水・カメラ・携帯・温度計です。温度計はブログを書くときのネタ用です。
登山道から外れずに歩けば、金比羅山で迷ってしまうことはないと思います。ということで水とタオルあと頂上でお弁当を食べたい人はお弁当。それぐらいの持ち物でOKだと思います。
ハイキングのときの服装
金比羅山はとても登りやすい山なのでTha山登りという服装でなくてもいいと思います。ボクの場合は少しでも雰囲気を出すために、家にあった1番登山っぽい服装で登ってみました。
9月の初めに長袖は暑いだろうな。とは思っていたのですが、途中、蚊がとても多い道があったので長袖着てきてよかったと思いました。
ボクは登山靴を持っていません。ダナーライトというワークブーツを履いていきました。
登山にダナーライトを使っている人もいるのかな?と思ってググってみました。ダナーライトで登山をしている人もいるようですが、どちらかと言えば酷評されている記事の方が多かったようです。
金比羅山はスニーカーで登っても全然OKな道程ではありますが、足首まであるハイカットの靴を持っている方はそちらを履いて行った方がいいと思います。
「持って行けばよかった」と思ったもの
虫除けスプレー!もうこれ1点ですね。9月初旬なので蚊がすごかった。疲れた休憩!と思って立ち止まると虫が総攻撃してきます。
長袖・長ズボン着用なので顔の周りを集中して攻撃してきます。露出している顔の周りだけでも虫除けスプレーを噴射していれば、かなり快適にハイキングを楽しむことができると思います。
さいごに
日頃使わない筋肉を使って歩く山道を登りきって見る景色はとても素晴らしく、山頂にはさわやかな風が吹いています。この秋にハイキングに行ってみようと思った方は、安全に十分気をつけてお出かけくださいね。