6月28日(日曜日)90日ぶりにランチ外食してきた。以前withコロナ 70日ぶりに外食して思ったことという記事を書いたけれど、そのときは夜の居酒屋だったので、お昼に外食ランチをしたのは、ちょうど90日ぶりだった。
その日は6月最後の日曜日だった。「居酒屋ながれ」が6月いっぱいランチ営業をしており、一度は食べてみたいと行ってみることに。営業時間は11時30分から。お店に到着したのが11時37分。すでに満席だった。
「コロナ何処吹く風!」
時津に行く用事があったので、時津の未来亭でラーメンを食べることに。満席。
「コロナ何処吹く風!」
未来亭で食事をしたことがなかったので、順番待ちして店内へ。
6月末、晴天のラーメン屋。コロナの影響で窓は全開で十分に換気が行われており、店内を生ぬるい風がゆっくりと通りすぎていく。
肝心のラーメンは僕のチョイスが悪かったのか、腎臓がやられそうなぐらい塩辛い味付けだった。
6月28日(日曜日)といえば、コロナ陽性となった長崎大学病院実習生と長崎みなとメディカルセンターの医療従事者が会員制の飲食店で会食をした日だ。
当時、飲食店が満席だったことが証明しているように、私たちの実感としてどこか楽観的にコロナのことを考えはじめていたころだと思う。
コロナは人口の多い都会での話であって、こんな田舎街では感染者は出ないのではないか。と。
しかし7月4日に状況は一変することに。長崎大学病院実習生が感染経路不明での陽性確認。後に入院中の患者に院内感染していたことも発覚。続いて、みなとメディカルセンター技術職の女性が感染。2日後(7月12日)に同病院勤務の男性の陽性を確認。
6月28日に会食した大学病院実習生がコロナに感染したことを7月11日に知った。という説明を受け、長崎市民の多くの人が「これは何かを隠している」と思ったのではないでしょうか。
その後、みなとメディカルセンターで院内感染が広がり、記者会見の場で「長大実習生が感染したことをもっと早く把握していれば院内感染を未然に防げたのでは」と記者から詰められた場面があった。
記者のおっしゃる通りで、多くの市民が大学病院実習生がコロナに感染したことを知っていたのに、みなとメディカルセンターの医療従事者がそのことを知らなかったのは、とても違和感がある。
後の情報で6月28日2人は会員制の飲食店で会食していた。と発表があり、「長崎に会員制飲食店なんてあったのね」という声が多く聞かれた。
そこから憶測が広がり、会員制の飲食店はゲイバーじゃないのか?とネットで噂する人たちが現れる。
そこで僕の個人的な感想なんだけど。
長大実習生とみなとメディカルセンター医療従事者がゲイだったとして、医療従事者がゲイであることを隠すことと他人の命を天秤にかけたときに、ゲイであることを隠す選択をさせてしまうような社会を変えていくべきだと思う。
私たちはもっと多様性を認める社会を作っていかないと。
多様性を認め合うことで、みんながハッピーになれると思うんだけどなぁ。
まぁ、ネットでの噂だから全然検討違いでゲイじゃない可能性も高いとは思うけど。
でも、実際問題、長崎大学病院、みなとメディカルセンター勤務の人やその家族へ誹謗中傷や差別的な行為が起こっているらしい。誰だってコロナになりたくてなった訳じゃない。
僕も1度だけ、インフルエンザの予防接種をしていたにもかかわらず、インフルエンザになってしまったことがある。
なりたくてなった訳じゃない。自分なりに注意していたつもりだけど感染してしまった。
それと一緒で誰だってコロナに感染してしまうリスクがあるんだから、不幸にも感染してしまった人を差別したり誹謗中傷したりすることのないように。
「いやいや医療従事者が何やってんだよ」って意見も正直わからんでもない。でも医療従事者だって人間だし、僕自身もいつお世話になるかもわからないから、誹謗中傷はよくないと思う。
実際、数ヶ月前に僕の母親はみなとメディカルセンターで手術をして現在通院中。次回の通院日が間近に迫っていて、いまのところどうなるかわかってないらしい。
そんなこんなで、コロナ以外で病院のお世話になることもあるだろうから、医療従事者を差別したり誹謗中傷すれば、それがブーメランのように自分に戻ってくることになるかもしれない(医療従事者が「やってらんねー!」とか言ってどこかの病院みたいにストしたり、辞めっちゃったりしたら、それこそ医療崩壊になってしまう)。
ということで、がんばっている医療従事者を僕は応援しています。
あとついでに「Go To キャンペーン」について。
僕は毎年夏休みに沖縄へ旅行するんだけど、今年は行かない。
ホテル業界や観光業界がとても大変なのは理解している。
だけど、Go To キャンペーンを利用することもないし県外へ旅行することもしません。
いまのタイミングじゃないと思うから。科学的根拠はない。
ただ、旅行して万が一自分が感染してしまい、自分の大切な人にうつしてしまったら、一生後悔すると思うから。
自分の大切な人の命をかけてまで旅行しなくてもいいかな。って思ってます。
「Go To キャンペーン」を利用して旅行する人を責めたりするものではありません。
旅行する人は個人の判断で「旅行する」選択をしたのだから感染予防して楽しんでほしいと思います。
ということで、長崎市内では感染が続きそうだけど、自分にできる範囲で感染予防を徹底して生活していきましょう。
タイトル回収。90日ぶりにランチ外食して思ったことは、「私語禁止!」の飲食店があったら通ってもいいかも。
室内でマスクはずして会話する!って条件が揃うのは飲食店だけだから感染が心配です。
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