三池炭鉱万田坑(明治日本の産業革命遺産)に行ってきた。


明治日本の産業革命遺産が世界遺産に登録されました。構成資産は、九州山口を中心に静岡県、岩手県など全国に8県に分布してあります。

熊本県内に構成資産は2ヶ所あり、その内の一つ「三池炭鉱万田坑」へ行ってきました。

三池炭鉱は1997年に閉山ということで、軍艦島などに比べると近年まで稼働していた炭鉱なので、建物などもそこまで劣化しておらず、中に入って施設を見学することもできる所が特徴です。

ということで写真で万田坑の様子をお伝えしたいと思います。


映画るろうに剣心の撮影が行われた場所だそうです。


万田坑ステーション


見学時間。午前9時30分から午後5時まで。

毎週月曜日(祝日の場合は翌日)12月29日から1月3日まで休館日。


万田坑ステーションでの見学は無料ですが、入坑するのには入坑券が必要です。

大人410円 高校生300円 小・中学生200円 小学生未満無料

20名以上の団体割引あり。


万田坑ステーションには芸能人のサイン色紙が貼ってありました。


それではいよいよ坑内へ入ります。


定時でガイドさんの案内があるようですが、僕が訪れたときは見学者が少なかったので、ガイドさんが順次説明してくれました。


山ノ神祭祀施設(国重要文化財)


倉庫及びポンプ室(国重要文化財)


安全燈室及び浴槽(国重要文化財)


使用していたヘルメットとライト。バッテリーが重かった。


第二竪坑櫓(国重要文化財)

写真は櫓内。


ケージを吊り下げていた。


このケージに乗り込み、吊り下げてられて降りて行ったそうです。


坑口信号所。


巻揚室との連絡をしていた場所でしょうか。


比較的新しく見える電話もそのまま残されていました。


重要文化財の案内板。


トロッコもそのまま放置。


気罐場


第一竪坑


選炭場


写真8枚は第二竪坑巻揚機室(国重要文化財)


いかがでしたでしょうか。竪坑や巻揚機室など、本当に目の前まで行って見学することができます。興味がある方は一度行ってみてはいかがでしょうか。

荒尾市観光協会→ウェブサイト