時の雫のディナーは4階のダイニングでいただきます。
お部屋に案内していただいたときコンシェルジュさんより「ディナーには部屋着の作務衣ではなく洋服に着替えてからおこしください」と言われていたので少々緊張してダイニングに向かいます。
みんなドレスアップしていたらどうしよう。なんて思っていたのですが、みなさんカジュアルな服装だったのでひと安心しました。
ダイニングの様子です。カメラの設定が悪く、とても明るい室内に見えますが、実際にはもっと暗く落ち着いた雰囲気で食事を楽しむことができます。
時の雫は1日8組限定ですが、ダイニングには8組以上のテーブルがあり、かなりゆったりとしたスペースで食事ができます。
蟹と鮭のヴァブール 玉子豆腐仕立て
いくら 針黄人参 千社唐
ブラッドオレンジとチーズの二種のソース
アンチョビーオイルとディルを添えて
平目と自家菜園里芋の蒸し肴
蒸雲丹 姫慈姑 姫青梗菜
煌星丸十 レンズ豆のクリームソース
山北町産足柄牛のロティール
ボラドレーズにトリュフを添えて
自家菜園じゃがいものマッシュ
活き鮑の炊き込みご飯 楽釜炊き
新潟県魚沼産コシヒカリ
大山地鶏のつみれ汁 水炊き仕立て
自家製一味唐辛子(御殿場産どじょう南蛮)
林檎のコンフィ pâte feuilletée
栗渋皮煮の軽やかなエスプーマを添えて
「時の雫」では、蕎麦を自家栽培して石臼で自家製粉しコンシェルジュさんが打って宿泊客に提供しています。畑を耕すトラクターに乗った写真を指差して「この後ろ姿は私です」とコンシェルジュさんが言ったときにはとてもビックリしました。
「時の雫」に宿泊するなら、箱根の有名店でお蕎麦を食べなくてもこちらで美味しいお蕎麦が食べれます。
お蕎麦だけでなく、自家菜園とメニューにある食材は、畑で手作りした野菜だということでした。
アルコール類はひととおり揃っています。コンシェルジュさんに相談すると料理に合うアルコールを選んでくれます。
料理はもちろんですが、コンシェルジュさんのきめ細かなサービスがとても心地よく、食べ終わるまでに3時間ゆっくりと食事を楽しませていただきました。
他にもいろいろと書きたいことはあるのですが、せっかくならその場で体験して欲しいのでこのあたりで書くのをやめておきますね。
「時の雫」で美味しい料理を食べて、リラックスできるお部屋でゆっくりしたときを!