お久しぶりの、どうも僕です。
ここ数ヶ月、ブログを更新する気力がなく、鬱々とした日々を送っていました。
相変わらず、ネットの巡回だけは定期的におこなっており、アンテナは低いながらも気になった事柄などはチェックするようにしています。
そんなあるとき、「唐津の紅葉がSNS」で話題になっていることに気が付きました。
僕は紅葉を見に行くのが好きで、この時期になると真っ赤に色付いた紅葉を見ると心がスーッとして「秋っていいなぁ」と冬が間近に迫ったなんとも哀愁あるこの季節が大好きなわけであります。
佐賀県にも九年庵・御船山と定番のスポットではありますが紅葉を見に行ったことがあります。
しかし、こんかい話題になっているのは「唐津の紅葉」ということで、僕が知らない場所でした。
本来なら実際に足を運んで、現地でその素晴らしさを体感してから、読者様へ「こんな素晴らしい紅葉スポットが唐津にあるよ!」とお知らせするのが筋です。しかし、こんかいは都合がつかないので、行ってもない場所を紹介するのは本意ではありませんが、ぜひ多くの方にこの紅葉スポットしてほしくてブログで紹介することにしました。
SNSによれば、ピークは少しすぎた。とのことですが、まだまだ素晴らしい紅葉が見れそうなので、お時間がある方は急いで行ってみてください。
ということで2019年11月14日に1年間温めた思いを胸に行ってきました「環境芸術の森」。
入場料・駐車場情報など、細かにチェックしてきましたので、こちらの記事に追加しました。
環境芸術の森
環境芸術の森 場所はどこ?
環境芸術の森 → ウェブサイト 佐賀県 唐津市 厳木町平之667
まずは軽く場所の説明から。佐賀県唐津、と聞くと随分遠くだな!と想像する方が多いと思います。僕も「唐津かぁ!」と思ったのですが、地図を確認すると長崎市中心部から高速道路を利用して車で約1時間20分という距離です。
長崎自動車道を多久インターで降り、厳木多久有料道路と県道を走ること約20分(1時間20分の中に含む)。
詳しくはグーグルマップで確認していただきたいのですが、そんなに遠い場所ではありません。
環境芸術の森とは
豊かな自然に囲まれた厳木町の作礼山南西斜面に位置する、約20haの私有林です。
昔、自然のあるがままの川だった所は、コンクリート工法にて機能をなくし、何もしなくても栄養豊富だった土壌は、化学肥料・農薬によって酸化され、森は杉・桧と人工林化し、森本来の「力」をなくしています。作礼山をキャンバスに豊かに育つ環境芸術の森
環境芸術の森とは、「林仙之塾平之もみじ会」が集い、標高887mの作礼岳(サライダケ)に全影をキャンバスとして、石・土・木を植付け、人間が壊してしまった自然を蘇らせ、紅葉の森造りに一生をかける。
とウェブサイトに書かれています。
元造園業の鶴田さん(84歳)が約40年かけて私有林を整備したそうです。
環境芸術の森の歩みにも書かれていますが、息子さんの突然の死がきっかけだったそうです。
環境芸術の森 営業時間
環境芸術の森の営業時間は朝9時から夕方16時までです。
環境芸術の森 駐車場はあるの?
2019年11月14日12時15分頃撮影した第一駐車場の写真です。
平日とはいえ人気スポットだけあり第一駐車場はほぼ満車の状態です。環境芸術の森の第一駐車場にいた誘導係のお兄さんがすごく親切な人だったので、満車・空車を見極めて上手に案内してくれるはず!
僕が確認した情報では第3駐車場まで完備されているので、土日祝日と人手が多くなりそうな時期でも駐車場のスペースはそれなりに確保されているのではないかなぁ?と思われます。
環境芸術の森 入場料金
環境芸術の森は入場料がかかります。
大人・高校生500円
小人 200円
幼児 無料
団体(20名以上)400円
入場料は券売機方式のため、1万円札でもOK!小銭を準備する心配はいりません。
環境芸術の森 施設情報 飲食・トイレなどできるの?
環境芸術の森に食事をメインにしたお店はありませんが、コーヒーを座って飲む喫茶室はあります。喫茶室からも素晴らしい景色をみることができそうだったので、ついつい長居してしまいそうですね。
葛きり・丸房露の販売もあり、こちらでも休憩ができそうでした。
飲食スペースというわけではないと思いますが、順路の途中、見晴らしの良い場所にベンチが設置してあり、こちらでお弁当などを食べている方も姿をみることもできました。
もちろんトイレもありますので、ご安心ください。
環境芸術の森 写真
正面入口付近の写真
券売機で入場券を購入し順路を進むと池があります
(15分コースと30分コースがあり、もちろん30分コースを進みます)
池の向かい側にはガラス張りの建物が!
あの屋内から漆のテーブルに反射した写真が取れるわけですが、お楽しみは最後にして順路を進みます。
池に写る紅葉がキレイです。
水に沈んでしまった葉っぱもまた味がありますね。
順路を進みます。
とてもキレイに手入れされている施設だなぁと関心させられながら順路を進みます。
まだまだ緑の葉もあったり。
川に橋がかかっていたりと、なかなかの雰囲気。
ところどころ、すっごく赤くなっている葉があったり。
赤・黄・緑・黒のコントラストが好きです。
山!なので、少し歩き辛い場所もありますが、概ねきちんと整備されていた印象です。日常の歩行に支障がない方であれば、みなさん楽しめると思います。
良い感じで間引いてあって見やすくなっています。
上の施設情報で紹介したベンチがある場所からの景観です。
こちらが環境芸術の森の最高地点(標高的)になります。
ここまで緩やかに登り道でしたが、ここからは下り坂になります。
もみじの大木。 とても古い木で貫禄が違います。
上りは木が密集している雰囲気の森の中を進みましたが、下りは開けた場所が多い印象でした。
坂道を下ると最初の分岐点(池のところに)戻ってきます。
ということでお楽しみの室内へ
玄関で靴を脱いで上がります。
(靴べらも用意してあったから助かりました)
平日ですが少し順番待ちしました。
んで撮影した写真がこちら!いかがでしょうか?
漆のテーブルにカメラを直接置くとテーブルに傷が付いてしまうため、ハンカチやタオルを敷いてからカメラを置くように案内がありました。
もちろん、数枚程度ですが、施設の方がタオルを用意してくれています。
(僕みたいにハンカチ持ってない男性も安心)
建物から外にでて写真を1枚。
遠くを眺めると随分と標高があるんだなぁ〜と感じます。
建物の下にある、もうひとつの池を見てから帰ることに。
上の写真の1階が喫茶スペースになっているみたいでした。
さいごに
環境芸術の森、すごく良い場所でした。
なにより、40年の月日をかけてこの施設を一人で作ってきたのかと思うと、景色の感動にもうひとつ感動がプラスされてこみ上げてくるものがあります。
「来年もまた来よう!」と思わせてくれた「環境芸術の森」とても素晴らしいところでした。
ぜひ、訪れるべき場所のひとつですよ!
紅葉の状況はインスタグラムで「#環境芸術の森」を検索し直近の写真で判断されるのがベストだと思います。
環境芸術の森のウェブサイトの中にあるブログ記事でも最新の紅葉状況の紹介があります。
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